『Quatre-Vingt, s'il vous plait』
カフェでお勘定はいくら?とを尋ねると、『Trois et quatre-vingt』と返ってきました。
(おホホホホホ、もちろん支払い後に3.80ユーロという金額がわかった次第ですけど。)
最初のToris=3というのが聞こえてなくて、2人合わせて4つの耳を持ち合わせているというのに、聞き取れたのは「quatre-vingt」の部分だけ。(笑)イタリア語と似てるというのに、ところ変わると全くわからな~い!
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「はは~ん。むふふ?」
「えっ?カフェ・オ・レとエスプレッソで4、20ユーロってミラノよりタッカ~い!」
(入ったのはたいしたこともない、ただただ通りがかりのフツーのカフェテリア)
「いいよ、とりあえず5ユーロ渡しとこっ!」
おつり:1.20ユーロ。
「・・・・・・・・・・?」
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よくよく考えると、フランスでは「4X20 = 80」っていう図式なんですよね、数字を数える時。
で、90は「4X20+10 = 90」。ややこしいなぁ~。
しばらく謎めいたまま買い物続行してました。(笑)
それにしても、長くなるけどこれだけは言わずにいられない!というのが、パリは活気に溢れいてミラノとは比にならないということ。何より、日本人コミュニティーの規模の大きさ!オペラ界隈のRue St. Anneを闊歩すると、ふだん日本食を探し求めて奔走している自分は一体何してるんだろうって思えてしまいました。そして、大型デパート!ここもまた日本に来たような錯覚に陥れる魅惑の場所です。でも正直、パリは1年ぶりだというのに、自分がものすごーく田舎モンのように思えてなりませんでした。(ええ、ミラノでの日々の生活の中で、自分は完全にイナカモーン化したな、と実感しましたとも・・・)
丁度この次期はクリスマス前ということで、普段にもまして大型デパートは大・大混雑!
そしてこの次期の”見世物”といえば、そういった大型デパートのショーウィンドウ。
ギャラリ・ラファイエットのショーウィンドーと外観イルミネーションは、旅行者はさることながら地元の人も毎年楽しみにしているのだそう。メイン通りのショーウィンドーはすごい人だかりで、寄ることすらできなかったので、脇側のショーウィンドウを。
こちらも毎年恒例の、ギャラリー内のクリスス・ツリー。
吹き抜けの天井に向かって、どーんと鎮座しておりました。
しかし、外もすごいけど、中はもっとすごい混雑!!人混みに慣れてないイナカモーンズは、10分でやる気喪失。一気に見たかった物が頭からす~っと消え去ってしまい、「もう帰ろう」と言わんばかり。(笑)
私の相棒なんて地下鉄が3本しか通っていないミラノで育っているので、パリやロンドンの様に地下鉄が10本以上、それに国鉄が入り混じっている大都会ではやはり一瞬戸惑ってしまうようです。いくら東京で鍛えた私でさえ、そんな生活から数年遠ざかっていると立派なイナカモーン化するので、彼にしたら当然なんでしょうけど・・・。
とうことで、目的の場所だけ覗いてさっさと退陣しました。(キッチンコーナー、フードコーナー)
しかしですよぉ~、混んでいると言えども、ちゃっかりこれだけ↓買いあさってます。
(私がでなくって、相棒がですよ!)
しかも全てフォアグラとゲテモノ部類の肉。(←私はやや苦手な部類)
うち3つは家族全員でクリスマスに戴く予定です。
こちらはカマンベールとシェーブルチーズ2種。(←こちらも私はやや苦手)
誰かちょっとかなり食べちゃってます。(笑)
で、私が手にとったのは、ボン・ママンのConfiture。目的は中というより外!(笑)
tnkさんのところでこの外瓶を見かけて欲しくなっちゃいました。味はイチゴをセレクト。
ラベンダー風味の洋ナシ(Poire a la lavandeだったと思います・・・・)
バージョンがあったのですが今でも気になってます。
誰か食べられた方いたら、感想をお聞かせください!
続きまして、こちらは左岸ボン・マルシェのショーウィンドウ。
ショッキング・ピンクの照明が派手なようでいて、わりとシックな物腰でした。
こちらもキッチンコーナーとフード館を覗いて退陣。フード館は国別にコーナーが分かれているのが面白い。もちろん、イタリアコーナをあーだ、こーだいいながらチェックして、発する言葉が決まって「高~い!」。(笑)私が日本、タイ、インドコーナーなんかを見ている間、あちらはやっぱりフォアグラとかチーズを物色してた模様子。(←もう頭の中それだけ!)
スパイスやマスタードもたくさん種類があって楽しかったな~♪
瓶があまりにも可愛かったので、スパイスを買ってしまいました。
試験管のような細長い瓶に入ったタイプもあって、とてもお洒落でしたが
私はこちらのタイプを。この瓶でスパイス全種揃えたいな・・・。
こちらは、マレ地区にあるIZRAEL。
有名なだけあって、すごい品揃えでした。
でもここもすごい人で、ちらっと覗いて出てきちゃいました・・・。
レ・アル地区からオペラ界隈へ向かう時に通る、Rue Monmartreには、調理器具やテーブル用品を扱うお店がたくさんありす。
ここは料理・製菓専門器具店のMORA。
お料理に興味のある方は必見!私も色々買いこんで来ました。
(よく調べてみると地球の歩き方現地特派員レポートでも紹介されてました。)
LA BOVIDA MORAの向いにあるお店。
で、その隣にこんなお店があったからちょっと余所見。
い・く・ら♪
美味しそう~!って2、3分眺めてました、私。
その横では、こちらに釘付けになっていた相棒。
端からみたらかなり変だったはず。(汗)
ちょっと先へ行くと、
a.simonがあります。
こちらはどちらかというとテーブルウェアーがメインといった感じ。
いろんなガイドで紹介されていたので、かなり期待してたのですが、
ちょっと裏切られちゃいました。
最後に、今回見つけたお茶のお店。
La Route du The'
とても落ち着いていて、ゆっくりお茶選びができるのでお薦め。
日本や中国の茶器もたくさん揃っています。
*伝言*
スーツケースは昨日無事に戻ってきました♪
あ~よかった。
皆さんご心配してくださって、ありがとうございました!