前から1度作ってみたかったのが、このパン・オ・ショコラ♪
パイ生地(pate feuilletee)やクロワッサン生地(pate croissant)は、土台となる生地にバターを折り込んでいく作業が必要なので、これがどうも面倒でこれまで見て見ぬふりをしてきました。折り込むだけならまだしも、90度に回転して半分に折り、更にそれを90度に折って・・・と読んでるだけでも目が回りそう。(笑)この回転作業と手間がより少ないパート・クロワッサンに、4連休の間に挑みました。
まず、持っているレシピの中から、一番バターの比率が少ない方を選択。
(そのむか~しに買った、
ル・コルドンブルーの本を参照しました。)
バターを折り込む前の生地は2時間じっくりと醗酵させ、
その後バターを折り込んで、20分冷蔵庫で休憩。
位置を90度にかえて、生地を広げてたたんで、またまた20分休憩。
同じ作業をもう一回。(だったかな・・・もう覚えてません。)
ととにかく、一気に作業ができないのが難点ですね。
この日、落ち着かない人みたく、キッチンを行ったりきたりしてました。
そんなかんだで、焼けたのが↑のもの。
層が何層なければいけない、とかそういう細かいことはよくわかりません。
とりあえず、美味しければいいんです!(笑)
はじめての挑戦にしては、なかなかかしら??
なんて、言いながらこんなことになってました。
醗酵温度の30度に耐え切れなかったのか、チョコレートが溶けて流れできてしまったのです。かなり焦りました。おそらく普通の板チョコを使ったことが、溶け出し、流れ出しの要因に違いありません。
このままオーブンに入れて焼いたら、焦げること間違いなしというのは目に見えていたので、どうにかして流れ出てしまったチョコレートだけでも拭い取りたかったのですが、バターが折り込まれた醗酵生地はデリケート。触ろうもんなら、バターまで飛び出してきちゃいそうで全く手を触れられない状態でした。
え~い!ということで、そのままオーブンに入れて焼いてしまいました。
やっぱり、真っ黒焦げ!
でも、全部流れ出ちゃったでしょ、と思っていたチョコレートが中にかろうじて残っていてくれました。ちゃんと食べれるような状態で、味もなかなかいけましたが、懲りずに修行します。