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辰巳芳子さん
この方におねだりしたら、引越後片付けの渦中だというのにDVDコピーを焼いてこちらまで送ってくださいました。

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届いたのは、ご実家のお父上様が愛娘のために録画されたというNHKの特集、『おいしさを待ち続けて~料理家 辰巳芳子の四季~』。その他にも2つもNHKスペシャル、BSドキュメンタリーが入っていて、涙からうろこ状態。TNKさんありがとね。実に、日本のTV番組を見るのなんて数年ぶり。時々旅行先のホテルでJSTVのNHKニュースは見ますけど、それもホテルのランクによるし・・・。





辰巳芳子さんの料理は、昔ながらの四季を重んじる食生活が土台になっていて、ゆっくりと丁寧に情熱をかけて食材を調理するところに良さがあると思うのですが、まさに今、現代の人々が求めている時代とともに失われてしまった昔ながらの良さのようなものそのもので、辰巳芳子さんの人気は実に時代を反映しているな、というのが私の感想。ただ、実際自分が同じようなことをするのは非常に難しい。でも、毎日の料理に対する姿勢とか信念のようなものは参考になりました。それと、もんぺはいて畑に野菜や菜の花を取りに行く姿が素敵。


それで、実際に何か作ってみたくなる単細胞な私。まず、人参スープを作ってみました。ゆっくりと蒸し炒めにするのがポイントだそうで、実際にその通りにやってみたらかなり美味しい人参スープが出来ました。素材はいたってシンプルで、人参、玉ねぎ、ブイヨンスープ。調子に乗って、翌日はじゃがいも、人参、セロリ、玉ねぎのスープなんかも作ってしまいました。これも美味しい。(番組では作り方は紹介されていないのでかなり適当です)。相棒も喜んで食べるし、お腹にもたまってローカロリーなので、しばらくスープにハマる予定(笑)。もちろん痩せるの期待で。

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もうひとつは、そば米の挽肉炒め。番組では鎌倉風なんて名前が付けられてました。雑穀に注目なさっている辰巳芳子さんが、いろいろと試作を繰り返して出来上がった1品で、炒めることでそば米特有の粘りがなくなるというので、面白半分でやってみました。ら、その通り、粘りが減少して食べやすくなります。私は玉ねぎ、豚挽きを炒めたところに茹でたそば米を入れてさらに炒め、味付けは塩・こしょう。仕上げに醤油をたらしてみました。食べる時にねぎを添えて。胡麻油をかけて食べてみたりもしましたが、その方が更に食べやすかったです。が、個人的にはこっちの方が好みかも。
by ippopotamoo | 2007-05-05 05:05 | A tavola

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