そろそろ喉越しがひんやり、見た目も涼しげなお菓子が欲しくなる季節です。六月=水無月にちなんだ水無月というお菓子がありますが、実は先月「抹茶水無月」を作りましたが失敗しましたので、葛まんじゅうを作って気を取り直し。
葛部分がちょっと多すぎたので透明感に欠けますが、お味の方は◎。嗚呼、葛の喉越しがたまりません。これぞ日本人であることの幸せを噛み締める瞬間でもあるのです(笑)。これならシンプルなので相棒も気に入るのでは?と思ってたのですが、「あんまり好きじゃない」と申しておりました。ま、今回ばかりは独り占めできるということで、
無理やり食べてもらいたい気持ちを抑えて放っておいてあげましょう。
こちらは随分前に作った、桜の花の薯蕷まんじゅう。もちろん
和菓子吉野さんのところで拝見したもの。今頃桜なんてちょっと季節はずれなんですが、アップし忘れていたのでここにてお披露目。
山芋は日本から送ってもらったフリーズドライタイプの物で代用しましたが、十分美味しい薯蕷まんじゅうが出来ました。(あの時の
失敗饅頭とは大違い!)ちょこんと桜の塩漬けをのせただけなのですが、桜の塩気と風味がまんじゅうの甘味をより一層引き立ててくれる、美味しいおまんじゅうでした。中はもちろんこしあん!