Musee du Louvre
アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo/1527-1593)は、16世紀末のミラノにおいて、様々な野菜・魚介類・果物・植物をそのまま絵に描きこんで人物像に仕立てるというおもしろい作風で人気を博した画家。これは、私が好きな作家、内田洋子さんの「トマトとイタリア人」を読んで初めて知りました。それ以来1度実物を見てみたいとずーっと思っていました。
今回旅行したパリのルーブル美術館に、そのアルチンボルドの絵があるということで立ち寄ってきました。私は芸術に詳しくないですが、旅行先ではせっかくなので何かひとつ「芸術鑑賞」をすることにしてます。
ルーブルにはアルチンボルドの食べ物を使って描いた作品は3枚しかないですが、果物や野菜を描いて仕立てられた人物像はなかなかその人物の表現をきちんととらえているように見えて面白かったです。キノコが耳に仕立てられていたり、ズッキーニが鼻に仕立てられていたり・・・。アルチンボルドの絵が見たい方は→
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記念に絵葉書を2枚ほど購入して、MUJIのアクリル版に入れてみました。
私もこんな風にして、肖像画を書いてもらいたいなぁ~なんて。
では、皆様よいお年を。