寒い日はやっぱり体が芯から温まるスープ!
これまた、tnk_atkさんのところで拝見した
「蕎麦の実粥」を私もやってみました。
感想から先に言うと、「美味しい!」です。
前日に鶏のモモ肉を調理したので、裁いた鶏モモの骨でダシを取っておきました。
(こちらでは骨のついてないモモ肉がないので、Sovra Cosica(モモ上部位)という
骨付きを買って骨を取除いて使います。)
その他に使った材料は、干し椎茸の戻し汁と椎茸、にんじん、ネギ、鶏肉、ごぼう*、鰹だし(粉末)、蕎麦の実がです。油揚げなんかが入っても美味しいでしょうね。
ダシの効いたスープを飲んで、日本人に生まれてよかった~!と思うひと時でありました。
ちなみに、器はIKEAで購入した安~い中国器セットです。皿、椀、蓮華、箸が4客入って19ユーロくらいでした。でもなかなか気に入っております。
ひょっとして、これ↑ってごぼうファミリーなんでしょうか?
Scorza Amara という名前で売られているこの野菜。実は数年前から目をつけて、怪しいと思ってました。イタリア人に尋ねると、「amara!=苦い」という答えが誰からも戻ってきて、どうやってたべるのかと聞くと「プレア(=ピュレ/マッシュ)にして食べるというので、興味をそそられることなく手も出さずにいました。それが、ここ最近ブログと野菜のAーZ本のおかげでかわり野菜に注目をおいている私とあり、今回は手を出したのです。
ええ、生で食べるとものすごく苦いです。
切り口が赤っぽくなるところやアクが強そうなところは、なんとなくゴボウっぽい。辞書で調べる限りだと、ゴボウはScorza Nera(Black)とあるので、これはいちおうゴボウ?
ということで、笹がきにしたものを水につけてアク抜きをし、さらに苦味が心配だったのでさっと下茹でをしてから蕎麦の実粥のダシスープの中に入れました。日本で食べるゴボウのようなゴボウの風味もないですしシャキシャキ感もないですが、ゴボウの代わりにはなってくれるそうな一品でありました。
この野菜の正体をどなたかご存知ですか?